2010年9月19日日曜日

てくてく

やぁ!

ひさしぶりだネ。
今日は日曜日。
娘がちいさかったころのことを1つかこう。
3才か4才くらいかな?
たぶんテレビかなにかで、みたのだろう。

「おとうさん、しょうぼうにつれてって。」
「しょうぼう?」
「うん。」
「あなた、消防署のことヨ。」
「・・・?。」
「・・・。」
「うん。いいヨ。」

てくてく、てくてく。
てくてく、てくてく。

「ついたネ。」
「うん。」

「おとうさん、しろいのは?」
「ああ、そういえば、しろいのいないネ。」
「あかいのいるのに、どうしてしろいのいないの?」
「うーん。きっとネ、お仕事してるんだヨ。」
「ふーん。」

「おとうさん、しろいのどうしていないの?」
「うーん。歌菜子(かなこっていうのネ)おなかがいたかったことあったよネ。」
「うん。」
「しろいの、おなかのいたいひとをはこんでるんだヨ。」
「ふーん。」

「おとうさん、しろいのどこにいるの?」
「うん、おなかのいたいひとといっしょに病院にいるんだとおもう。」
「ふーん。」

「おとうさん、しろいのは?」
「そーか、やっぱりきになるんだネ?」
「・・・。」
「わかったヨ。かえってくるのまってようネ。」
「うん!。」

「・・・。」
「・・・。」

「あっ!おとうさん、しろいのかえってきた。」
「あ、ほんとうだ。よかったネ。」
「うん。」
「もう、かえれるネ?」
「うん。」

てくてく、てくてく。
てくてく、てくてく。